とにかく具体策を!
10月12日付けの海外サイト「JEUNE AFRIQUE」では、コンゴ民主共和国で開催される第14回フランコフォニー・サミット(仏語圏首脳会談)において、アフリカを蝕むエイズの脅威とたたかうための具体策の採択を求め多くのNGOが集結した模様を報じている。
サミット開催地であるキンシャサには地元コンゴのNGOの他アフリカ、フランスからも団体が集まり、総勢50団体ほどがエイズ対策についての具体的な取り組みの採択を求めた。
image by hdptcarまずは抗レトロウィルス薬を!
今回のサミットに出席するフランス大統領フランソワ・オランド氏へ直接公開状を送り、アフリカの大地を蝕み発展の妨げとなっているHIVウィルスとエイズ対策への資金提供を求めた。
抗レトロウィルス薬はHIV感染者の命を繋ぐ薬であるが、アフリカで治療を受けている620万人の患者のうち抗レトロウィルス薬が手に入るのは約半数に過ぎない。
コンゴにおいてもHIVが陽性の人は43500人以上存在しているが抗レトロウィルス薬に手が届くのは53000人程度だという。

JEUNE AFRIQUE
http://www.jeuneafrique.com/