子供を性産業の奴隷にしないで！マリで子供の人権を考える

ECPATとはアジアで横行する児童買春ツアー根絶キャンペーンの略称である。このキャンペーンでは児童に対する性的搾取を無くすために国際団体が活動している。アジアに限らず国際エクパットの基本理念を掲げる関連団体が世界各地で子供達のために活動している。

　子供の人権保護のためのNGO「エクパット・ルクセンブルク」もその一つであり、この団体のマリ支部がマリにおいて商業的な性的搾取の被害者となっている子供達を救うために啓発セミナーを開催した。image by IICDセミナーはエクパット・ルクセンブルク・マリ支部の代表、Diakitéさん主導のもとに行われ、裁判官をはじめ警察官、子供の権利の保護に関わる団体などが参加した。

　Diakitéさんは性産業における児童搾取が子供達にもたらす身体的、精神的、社会的影響が大変大きいことを認識すべきだと述べ、社会のあらゆるセクターと全ての大人が子供達を守るべきだと説いた。

　「児童買春」という言葉を安易に使うのではなく、子供達には選択の余地がなく「被害者」なのだという認識のもと早急な対策が必要である。



エクパット・ルクセンブルク
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