童謡「お猿のかごや」、世界中の歌声参加でCD・DVDを被災地へ
インターネットで童謡「
お猿のかごや」の歌声を世界中から集め、合唱のように編集したCDとDVDを、東日本大震災の被災地へ贈るプロジェクトが進んでいる。
17年前、阪神大震災で被災した神戸市のソプラノ歌手、
深川和美さんが「復興に向けて元気が出る歌を送ろう」と提案。「
お猿のかごや」は深川さんの歌に、賛同した人たちの「
エッサ エッサ エッサホイ サッサ」の掛け声を取り込んで制作。4回掛け声を繰り返してもらって録音、インターネットで投稿。集まった歌声を同時に再生し、合唱に聞こえるよう編集したという。
深川さんに500名が賛同
指揮者の
佐渡裕さんら約500名が賛同し、2000組のCDとDVDを制作、被災地に届け、一般販売も行い、その収益を義援金に充てる予定だ。
DVDは賛同者が集い歌っている動画を集めた。タクトを振りながら子供たちと一緒に歌う佐渡さんの姿や、
矢田立郎神戸市長も掛け声と動画を寄せた。他にも神戸市長田区の名物になっている鉄人28号モニュメントの前や、フランス、パリのセーヌ川を背景に歌う姿も。
一般向け販売は
一般向けのCD(1000円)は1月17日、DVD(CDとセット1200円)は3月11日に発売予定。問い合わせはNPO法人「
童謡サロン」(078-391-2505)

毎日JP
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