
アメリカで最も歴史のあるアパレルブランドのブルックス ブラザーズは、ホワイトハウス及び州、地方の指導者たちからの医療用物資の緊急要請に応えると発表した。
1日にマスク150,000枚を製造
ブルックス ブラザーズはニューヨーク、ノースカロライナ、及びマサチューセッツ州にあるネクタイ、シャツ、スーツを製造する自社の縫製工場をマスクや医療用ガウンを縫製する工場へと仕様変更している。
当分これらの工場で1日にマスク150,000枚を製造する予定としており、アメリカ国内の病院や医療施設で新型コロナウイルスの感染拡大と戦う医療従事者たちへ防護具の提供を増やすことを目的としている。
また、同社は繊維とテクノロジーの分野で研究教育拠点である主要大学とパートナーとなり、プロトタイプを開発しており、認可手続きを迅速化するため、アメリカ食品医薬品局と緊密に連携しているという。 (慶尾六郎)