17名の尊い命が
世界最大の国際人権NGOである「アムネスティ・インターナショナル」は、アフガニスタンの難民キャンプで寒さによる死者が出たことを今月21日付けの公式発表で伝えている。
アムネスティ・インターナショナルの調査によると、もともとの居住地を紛争で追われ今月初めから難民生活を送っていたアフガニスタン人17名が寒さのため命を落としたという。そのうち11名は子供であったという。
実際の死者はもっと多いはず
しかしながらこの17名という数字はカーブルで亡くなった13名、ヘラートで亡くなった4名のことであり、この2都市以外の統計は無い。そのため寒さの厳しい北部の山間部のキャンプではさらに多くの死者が出ているのではないかと言われている。
アムネスティ・インターナショナルによると、昨年難民キャンプで亡くなった人は100名ほどで、その多くは子供であったという。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によると、アフガニスタンは「世界の中で最も多くの難民をかかえる国」の1つと考えられているという。

アムネスティ・インターナショナル
http://www.amnesty.org/en