海運会社だからできる大規模輸送
フランスの海運会社大手「CMA CGM」関連グループの公式HPでは、同グループがフランスの人道支援団体「Médecins Sans Frontières」(国境なき医師団)と「Action contre la faim」(飢えに対する行動)と共同で行っているアフリカへの支援物資輸送プロジェクトについて報告している。
このプロジェクトは今年7月にスタートし、「希望のコンテナ」と命名された。アフリカ大陸へ食料、医療物資、衛生用品など1000トンを一年かけ輸送するという計画だ。
着々と物資の輸送は進む
アフリカ大陸の中でもサヘル諸国(西アフリカ)では栄養失調の状態にある子どもが多いという。
今月の27日にはニジェール向けの支援物資がフランスのル・アーブル港を出港。次いで来月の10日には同じくル・アーブル港からアビジャン港を経てマリへと支援物資が届けられる予定だ。
「希望のコンテナ」は、紛争や人道的問題のある地域に住む栄養失調の子ども達に支援物資を届けることを目的に行動している。大規模な輸送が可能なのは海運会社ならではである。

CMA CGM
http://www.cma-cgm.fr/