ダイアナ妃ゆかりの施設へ還元
11月9日に開かれるアメリカのボロ自動車博物館で開かれるオークションに、故ダイアナ元英王妃が乗ったロールスロイスが出品されることがあきらかになった。
ダイアナ妃といえば、生前、慈善活動に熱心にとりくんでいた姿を思い出す人も多いだろう。今回の売り上げの一部は、ダイアナ妃の栄誉を称え、がんと闘う子どもたちを支援する施設Children with Cancer UKに寄付されるという。この施設は、ダイアナ妃が亡くなる直前まで継続して支援していた施設で、寄付は、がんの研究や直接の子どもの支援のために役立てられる見込みだ。
レーガン大統領訪問の際に利用
Xperedon charity newsによると、今回出品される車は、これまでベルマン歴史博物館が所蔵していたもので、元値は200万ドル相当の価値がある。
もともと、この自動車は、イギリスの王室や要人が利用するために、1979年にイギリス大使館が購入したもの。27年前にダイアナ妃とチャールズ皇太子が初めてアメリカを訪問した際に使われたものだ。ホワイトハウスにレーガン大統領夫妻を訪ねたときもこの車が使われたという。
一部にシルバーの塗装が施されている以外は、すべて当時のまま保管されている。イギリスとアメリカをつなぐ歴史の遺産。子どもたちのためにも、ぜひ高価格で落札されてほしいものだ。

Xperedon charity news
http://www.xperedon.com/news_1849Children with Cancer UK
http://www.childrenwithcancer.org.uk/