ケニアの女性が丁寧に摘む新鮮なバラ
失業率の高いケニアでは労働者の約75%が農産業に従事しており園芸部門も主要産業のひとつとなっているが、1970年頃からバラの生産がおこなわれ輸出額を伸ばしている。
しかしそのほとんどがヨーロッパで日本への輸入は1パーセントにも満たない現状。オンラインショップ「アフリカの花屋」では、ケニアから直輸入した大輪で長持ちするバラを販売して、ケニアの雇用を促進する取り組みを行なっている。
記念日や感謝の気持ちはバラに託して
ケニアのバラの特徴は、色が非常に鮮やかで黄色とオレンジのミックスなど珍しく豪華なデザイン、花が一つ一つ大きく茎も立派で通常1週間程度でしおれてしまうバラが1週間半から2週間もつということ。
「アフリカの花屋」を経営する萩生田めぐみさんは、ケニアでNGOの活動に参加した際に雇用の問題を目にし「日本でケニアのバラをたくさん売れば、アフリカの雇用環境が改善されるかもしれない」と思ったのがきっかけだという。
農家と直接契約をすることで、ケニアの人たちがどんな労働環境で仕事をしているか、児童労働や過酷な環境のない状態であることを確認できる仕組みを作っている。
普段バラをプレゼントしたりロマンティックな演出に恥じらいがある人も、「ケニアの雇用促進に役立つと聞いて…」と照れ隠ししながら大輪長持ちの美しいバラを贈ってはいかが。
アフリカの花屋
http://africa-flower.com/index.aspx