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2026年06月20日(土)
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「故郷で結婚式を」シリア人男性の悲願

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「故郷で結婚式を」シリア人男性の悲願

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増え続ける犠牲者たち
日本のニュースでは、めっきり取り上げられる機会が少なくなったシリアだが、現在も激しい戦闘が続いているという。そしてその犠牲になっているのは、ごく一般の市民だ。

UNHCRのインタビューに応えたアブ・オマールさん(仮名)は28歳。現在はレバノンに避難しているが、かつては5つ星ホテルのセールスマネージャーとして働いていた。彼はフィアンセとともにレバノンに逃げてきた。

もともと結婚式を直前に控えていたアブ・オマールさんは、故郷で式の準備を進めていた。ところがある日、フィアンセと一緒に乗っていた車が乱射された。運転手は脊髄を撃たれ亡くなり、フィアンセは腹部にけがを負った。

すぐにフィアンセを病院へ連れていったが、病院側は応急処置として医療用ホチキスで傷口をふさいだだけで、安全のためにここから離れるように警告した。

シリア
生きているだけ まだいい
アブ・オマールさんはフィアンセとその家族を連れて、近所のパン屋の地下室に隠れた。そこは衛生的な場所ではなかったため、フィアンセの容体は悪化し、高熱が続いた。

アブ・オマールさんは、危険を冒して彼女の傷口を縫うことのできる外科医をさがし、地下室に連れてきた。その医師の家も焼かれていた。フィアンセの容体が安定したとき、祖国を離れる決意をした。しかし、逃亡を予定していたその日にアブ・オマールさんも右肩を撃たれた。

現在、レバノンには6万人の難民がいる。UNHCRは、医療を受けたり、寝泊まりのできる場所を用意したりしている。

アブ・オマールさんのフィアンセもレバノンの病院で治療を受け、なんとか命をとりとめた。「まだまだ自分たちはついているほうだ。結婚をするのだ」とシリアの丘を見ながら、アブ・オマールさんはいう。


外部リンク

UNHCR
http://www.unhcr.org/5059b5cd9.html
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