「大正時代を生きたチェコの画家 ヴァーツラフ・フィアラ絵画展」10月27日より開催!
2017年10月17日 チェコセンター東京
渋谷区広尾のチェコセンターにて大正時代に日本を訪れたチェコの画家、ヴァーツラフ・フィアラ(1896-1980)の絵画展を開催いたします。本展は日本とチェコの国交回復60周年を記念し制定された「日本におけるチェコ文化年2017」の関連事業のひとつです。
1920年代に日本を訪れた作家が日本から大きなインスピレーションを受けて制作された絵画と、当時の貴重な資料の展示となります。キュレーターを招いてのオープニング(10/27)、美術史専門家による講演会(11/13)も予定しています(要申込み)。いずれも入場無料。
「大正時代を生きたチェコの画家 ヴァーツラフ・フィアラ絵画展」
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1NDM0MiMxOTE0MzIjNTQzNDJfU2N4V01hdFF5ci5qcGc.jpg ]
会期:2017年10月27日(金)~11月29日(水)
場所:チェコセンター東京(東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内)
イベント詳細:
http://tokyo.czechcentres.cz/program/more/vaclav-fiala-jp/
このたび、渋谷区広尾のチェコセンターにて画家、グラフィックデザイナー、イラストレーターであるヴァーツラフ・フィアラ(1896-1980)の絵画展を開催いたします。展示初日にはキュレーターを招いてのオープニングを開催するとともに、11月13日(月)には美術史専門家である五十殿利治先生による講演会も予定しています。本展は、日本とチェコの国交回復60周年を記念し制定された「日本におけるチェコ文化年2017」の関連事業として開催されます。
前衛的芸術家でありロシアの未来派の創設者であるダヴィド・ブルリューク(1882-1967)のもと、世界美術史の助手として働き始めました。その後1920年代に日本を訪れ、滞在中にも作品を制作しました。チェコスロヴァキアに帰国後、マックス・シュヴァビンスキー(1873-1962)の美術アカデミーで学びました。スロヴァキアとウクライナ国境周辺を旅行し、そこで見た景色は、彼にとってイラストのインスピレーションとなり、文学作品などの広い範囲でグラフィックデザイナーとして活動するようになりました。1920年代初め、他のアーティストや、ブルリュークの家族と共にフィアラは日本を訪れました。滞在中、指導者の下でいくつかの作品を作成しました。 2年間の集中的な制作は両作家の人生のインスピレーションとなりました。
本展では、日本に影響を受けて制作された35点以上の絵画を中心に、当時の写真や展示のカタログなどの貴重な資料をご覧いただけます。
展覧会概要
会期:2017年10月27日(金)~11月29日(水)
10:00~17:00(土日、祝日は休館)
場所:チェコセンター東京 展示室
入場料:無料
キュレーション:ヘレナ・チャプコヴァー(早稲田大学・博士)
展覧会オープニング
日時:2017年10月27日(金)19:00~(18:30開場)
オープニングには、本展のキュレーションを務めるヘレナ・チャプコヴァー氏(早稲田大学・博士)が参加予定です。
参加申し込み先: cctokyo@czech.cz(お名前と人数をお知らせください)
講演会
日時:2017年11月13日(月)19:00~(18:30開場)
場所:チェコセンター東京 展示室
講師:五十殿 利治 (おむか・としはる / 美術史学者、筑波大学特命教授)
作家が活躍した時代や、当時の日本美術との関わりやその影響など、美術史の観点からお話しいただく予定です。講演会にはヴァーツラフ・フィアラの孫であるヤナ・コタリーコヴァー氏が来日し参加予定です。
参加申し込み先: cctokyo@czech.cz(お名前と人数をお知らせください)
本展に関してのお問合せ
チェコセンター東京
150-0012 渋谷区広尾2-16-14(チェコ共和国大使館内)
TEL 03-3400-8129
cctokyo@czech.cz
http://tokyo.czechcentres.cz/
●チェコセンターは世界22ヶ国24都市においてチェコ文化の普及につとめている、チェコ外務省の外郭団体です。
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