岩手県一関市にある老舗酒蔵 世嬉の一酒造株式会社(せきのいちしゅぞうは、令和6年能登半島地震の被災地支援として、「恩送りプロジェクト」をスタートし、該当商品の売上を全額寄付する。
被害を受けた酒蔵やブルワリーに寄付
『「恩送り(おんくり)」とは、誰かから受けた恩を、別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。』 という意味で、世嬉の一酒造が大変お世話になった作家 井上ひさし氏から教わり、同社の考えの一つになっているという。
同社は、東日本大震災時多くの人々の応援と支援により困難を乗り越え、今は幸せに日々を過ごすことが出来ている。
能登での出来事は、ニュースで報道されている通り、特に、私どもの同業者、何代も続いた老舗酒蔵やブルワリーが被害を受け、避難している様子を見ると、13年前の出来事を思い出し、心が痛くなったとのこと。
そこで、今回も微力だが、「恩送りプロジェクト」を実施し、被害を受けた酒蔵やブルワリーに寄付をするために、今回、一部商品の売上を全て寄付として送ることになった。
上限は設けていないが、2月には渡せるように、一旦1月31日(水)までのお客が購入した金額すべてを酒蔵・ブルワリーに分けて寄付する。金額の合計と寄付先の酒蔵・ブルワリーは、同社のホームページ「蔵元だより」にて報告する。
●恩送りプロジェクト 詳細:
https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/noto