大島、震災後1年の今
間もなく、震災から1年。ようやっとAKB48の大島優子も「あの日」を語れるようになった。
昨年の3月11日、大島らAKB48の主要メンバーは、ミュージックビデオ撮影のために、グァムにいた。テレビもなく、地震があったことすら気づかなかった。しかし、ツィッターによって、日本が大変なことになっていると知った。マネージャーから「津波が来ている」とおしえられ、みなすぐに携帯電話で日本の家族に連絡をとろうとした。しかし、誰もつながらず…。
いつも元気なAKB48も震災の日は他の一般市民と同じく動揺し、パニックが訪れたようだ。大島は続ける。
「信じられませんでした。それが日本の映像だとはとても思えなかったんです。みんな、息をのんで“やばい!”って。私は栃木のお父さんにずっと電話してたら、ようやくつながって“ひどい地震だよ”って言われて、ああ、私たちの身近で起きていることなんだって認識しました」
その思いを胸に
震災2日後に日本に帰国。震災支援プロジェクト「誰かのために」をAKB48で立ち上げた。被災地へ出向くと、街は「無」だった。海と化してしまっていたのだ。その姿に衝撃を受けながらも、被災地のファンとの交流を通して学んだ。
「人は人のことを思いながら生きているんだって感じました。支え合って生きる、というか…。私たちはもともと個人の夢が集結したグループで、他人のために何かをするという活動をしてきたわけじゃありません。でも今回、誰かのために、ということと、ちゃんと向き合えたような気がします」
と胸の内を明かした。

スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/06/kiji/K20120306002770870.html大島優子公式ブログ
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