山本太郎、ウランの採掘の裏側を暴くドキュメンタリーの公開記念イベントに出席
1月25日、俳優の
山本太郎が都内で開催された、原子力発電の燃料のウランの採掘の裏側を暴くドキュメンタリー映画の公開記念シンポジウムに出席した。
ドキュメンタリー「
イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」(ヨアヒム・チルナー監督)は、ウラン鉱石の採掘段階で、既に処理不可能な放射性物質が大量発生していることを、5年にのぼる取材で明らかにしている。
イエロー・ケーキとは
タイトルの「
イエロー・ケーキ」とは天然のウラン鉱石を精錬し出きる、原子力発電の燃料となる
黄色い粉末を示す。映画.コムによるとヨアヒム・チルナー監督は
「専門家の意見に耳を傾けてはいけません。原発を停止すると、電力供給ができなくなるという論理こそ最大のウソ。情報や数字に惑わされず、内なる声に従ってほしい。日本の皆さんには絶対に(脱原発を)あきらめないでほしい」
と、メッセージをおくった。
山本のコメント
昨年の福島第一原発の事故後、脱原発を訴え続けている山本は
「この映画を見て、原発はまったく未来がないエネルギーだと再認識した。しがみついているのは、甘い汁を吸いたいわずかな人たちだけ。誰も得していない」
と脱原発を力説した。
また、27日都内で開催された、現在公開中の「
マイウェイ 12,000キロの真実」の大ヒットを記念し、野田曹長を演じた山本太郎によるトークショーに登場。
山本は登壇するなり、市民活動のほうが忙しくて映画をまだ見ていないと爆弾発言で会場をどよめかせ、DVDを貰っていたが、この作品は小さな画面で見るのは悔しいじゃないですかと理由を説明したという。

山本太郎俳優 脱原発に60兆票!
http://twitter.com/yamamototaro0山本太郎 公式サイト
http://gree.jp/yamamoto_taro映画.コム
http://eiga.com/news/20120126/14/