東芝チャリティーコンサート ~人と、地球の、明日のために~
2012年2月11日(土・祝)、東北大学百周年記念会館川内萩ホールにおいて、南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクのスペシャルアンサンブルと世界的ヴァイオリニスト神尾真由子氏を中心に、東日本大震災復興支援を目的としたチャリティーコンサートが行われる。
「震災復興支援 東芝チャリティーコンサート ~人と、地球の、明日のために~」というタイトルのこのコンサートは、「震災で被災された方々に良質な音楽と心和らぐひとときを提供したい」という思いを持つ東芝の特別協賛という形(主催は仙台放送)で行われる。
東北在住の人から抽選で300組600名の他、宮城県にある高校で吹奏楽部に在籍する高校生など、合計約900名が無料招待される。
曲目として、第1部がモーツァルト: オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370(368b)と弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421(417b)、第2部がラヴェル:ツィガーヌほか、第3部はモーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調を予定している。
世界的有名な音楽家達が集結
このチャリティーコンサートには世界的に有名な音楽家達が出演する。
出演するセレヌス四重奏団はSWR南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクのアレクサンダー・クナーク(ヴァイオリン)、ミヒャエル・マイヤー=フライホルト(ヴァイオリン)、ドロテア・フンク(ヴィオラ)、ディタ・ランマーゼ(チェロ)らによって2005年に創設されて以来、ヨーロッパの音楽祭などで精力的に活動を行っている。
また同じくメイン出演者の一人である神尾真由子氏は、2007年第13回チャイコフスキー国際コンクールでの優勝経験を持ち、ニューヨーク・タイムズ紙に「正確なテクニックとあたたかなビロードの音色で示す強靭な表現力」と評される新進気鋭のヴィルトゥオーゾだ。
他にも、99年、第9回日本室内楽コンクールで第1位を飾り、現在はトウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズ、紀尾井シンフォニエッタ東京、ストリングカルテット響のメンバーである亀井綾乃氏(ヴィオラ)や、ベルリンのカラヤン・アカデミーで教鞭を取ると同時に、SWR南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクの首席奏者を務めるアレクサンダー・オット氏(オーボエ)も出演する。

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