「クリスマス・チャリティーサッカー2011」
12月23日(金)、宮城県のユアテックスタジアム仙台で、日本プロサッカー選手会(JPFA)の主催による「クリスマス・チャリティーサッカー2011」が開催された。
東日本大震災で被災した子どもたちの夢を応援するという目的で行われ、被災地に住む住人を中心に約19000人が無料招待された。
試合は東北地方に縁のあるJPFA所属選手から選抜された「東北ドリームズ」と、国内外のJPFA所属選手から成る「JAPANスターズ」で行われ、結果は4-2で「JAPANスターズ」の勝利となった。
MF香川真司(ドルトムント)、DF内田篤人(シャルケ)の二人は欠場となったが、ハーフタイムにサンタクロースの姿でスタンドにプレゼントを投げ込むなどのファンサービスを行い、会場を大いに沸かせた。
また、ハーフタイムには、この他にもタッキー&翼によるミニライブなども行われた。
JPFAによるチャリティ―活動
JPFAはこのチャリティーサッカーの他にも、東日本大震災復興支援を目的とした2つのチャリティーイベントを行った。
1つ目は、「ふれあい活動“グリーティングDAY”」と呼ばれるイベントで、チャリティーマッチに先立つ12月22日に行われた。
出場する選手たちが被災地の公共施設をサンタクロースの姿で訪問し、クリスマスプレゼントを贈ると同時に、トークショーや声かけを行うことで、被災者たちを励まし、勇気づけた。
2つ目は「JustGiving寄付プログラム」と呼ばれる募金活動だ。JPFA、JPFAクラブ支部(国内/海外)、その他一般の人々から寄付を募り、チャリティーサッカーの運営費を除いた全額が、被災地の各自治体との相談のうえ、子どもを対象としたスポーツ振興を目的とした団体に寄付される。

財団法人日本サッカー協会 公式サイト
http://www.j-pfa.or.jp/