VOXRAYが東日本大震災・被災地の児童養護施設にオーダーメイドのスーツを贈る募金を募る
男性4人のボーカルグループ
VOXRAY(ヴォックスレイ)が被災地の児童養護施設の高校3年生にオーダーメイドのスーツを贈る為に寄付を募っている。9月1日現在では707,734円集まっている。
VOXRAYのメンバーの一人、渡井 隆行(わたい たかゆき、33歳)は母子家庭に育ち、幼いころは空腹からコンビニの弁当を盗んで飢えをしのいだ経験もあった。小学校3年生の時補導され、高校卒業まで養護施設で過ごした。渡井はそのころ事を
「母親と離れて寂しかったが、暖かいご飯と風呂があって幸せだったと。」
と語る。(毎日JPより)
渡井は高校卒業後、2003年に
VOXRAYを結成、音楽活動に専念する中、虐待された子供たちの支援や児童福祉施設を訪問し、歌うなどの活動を行ってきた。
東日本大震災での贈りものをオーダーメイドのスーツにした理由は?
渡井は、自身の成人式の際、量販店のスーツを購入したが、友人たちは家族や親類の御祝いで仕立てたスーツを着ており、みじめな思いをしたという。後輩たちには自分の時の様な思いをさせたくない、という気持ちから今回のオーダーメイドスーツを贈ることに決めた。
スーツは「
たいようのたね募金」と名づけてチャリティーライブなどで募金を集め、国内メーカーがオーダーメイドで制作する。
VOXRAYの公式サイトでは
皆様からお預かりした義援金が少しでも未来ある子ども達の生きる希望や自信につながるよう、力の限りを尽くしたいと思います。
と記している。また、年内の
VOXRAYのライブは関東を中心に全国各地で開催される。

VOXRAY 公式サイト
http://www.voxray.net/pc/毎日JP
http://bit.ly/odV0yG