震災支援の活動をサポート
東日本大震災後、さまざまな「震災対応へ取り組むNPO団体など向けの助成」が誕生している。
広がる支援の輪
国際緊急援助を行っているジャパンプラットフォームは、通常海外で活動する団体のみを支援対象としてきたが、震災後は国内の団体も支援対象となった。助成総額は10億円で、第二次応募期間は5月27日まで(第一次は終了済)。詳しい連絡方法などはリンク先から。
赤い羽根で知られる共同募金会の「支援基金」はすでに19億円に達している。第二次募集締め切りは6月10日まで、最大助成額は300万円まで。
また、三井グループの総合商社、三井物産株式会社は通常は環境系の支援を行っていたが、今回は震災への対応をテーマとした公募を行う。募集締め切りは6月30日まで、総額6億円。一件当たりの助成金に上限はなく、また支援期間が最長3年6ヶ月と長いため、長期の活動を行う団体向けだ。
障がい者支援や福祉拠点の整備など地域密着型の活動を行っている日本財団も現在は支援団体の募集を行っている。助成金は100万円で、事業実施期間は2012年3月31日まで。
このような新たな助成金は、多くの人たちの努力により生まれたものであり、また助成金は善意により集められた有限のものある。ぜひとも有効に使用していただきたいものだ。
ジャパンプラットフォーム(PDF)赤い羽根共同募金(PDF)三井物産日本財団