「史上最低」と酷評されながらも、ユーチューブで再生回数が4千万回を記録し一躍有名になった13歳のシンガー、レベッカ・ブラック(Rebecca Black)。そんな彼女が、3月22日に出演した米人気番組「The Tonight Show with Jay Leno」で、iTunesで発売中の『フライデー(Friday)』の売上金を東北地方太平洋沖地震の被災者のために寄付すると表明した。
歌手に憧れていたレベッカは、ロサンゼルスのArk Music Factoryに依頼して『フライデー』を製作、2月にユーチューブにビデオをアップした。最初の月は再生回数が1,000ほどであったが、3月にあるコメディアンが彼女の曲のことをツイッターでつぶやいたことから注目され、あっという間に再生回数は100万を越した。しかしながら、コメント欄には酷評が相次ぎ、史上最低の曲とまで言われた。3月14日、米国iTunesで『フライデー』をリリース、ビルボードによれば、初週のセールスは約4万枚であり、概算で2万5千ドルのセールスであるという。