目標金額は350万カタール・リヤル
ガルフ・タイムズ紙は、カタールの慈善団体、カタール・チャリティ(Qatar Charity)が、不安定な情勢が続くリビアで苦しむ数万人のために募金活動の開始を発表した、と報じている。
関係者によれば、キャンペーンの目標金額は350万カタール・リヤル(約7850万円)。支援材料、特に医薬品や食品をエジプトから購入予定であり、チュニジア、エジプトとの国境に取り残されたリビア人でない人々もキャンペーンの対象となる。
あらゆる支援が必要
チュニジアの国境では規制があるため、国境を通って支援材料を送ることは非常に困難であった、と関係者は明らかにしているが、同団体は今後もチュニジア当局と交渉を続けるとのことである。
同団体の副理事長、アブドラ・フセイン・アルネイマ氏は、カタールの市民や駐在員問わずすべての住民に支援を呼び掛けており、「慈善事業は、すでに危機的状況にある機関も含め、アラブ世界の経験豊富な人道支援機関と協力している。」と述べている。

カタール・チャリティのウェブサイト
http://www.qcharity.org/english/index.aspxガルフ・タイムズ
http://www.gulf-times.com/