視覚障害者らのグループ舞台で公演
盲導犬を1匹育成するのには長い年月と約400万円もの費用がかかります。しかし盲導犬の数は常に不足の状態で、盲導犬の育成にも訓練士の育成にも資金が不足しています。
徳島県を中心に活動する盲導犬育成を支援する音楽グループ「洋&邦」と詩吟の揚心流日本朗詠会(八木瑞堂宗家)が徳島市のあわぎんホールでチャリティコンサートを行います。「洋&邦」の演奏する音楽に合わせて総勢約70人が剣舞や詩吟を披露します。
盲導犬育成を広く知ってもらうきっかけに
「洋&邦」には4人の視覚障害メンバーが在籍します。琴や尺八、サックスなどの楽器を使って揚心流日本朗詠会の伴奏をするなど、ユニークな活動をしています。年に1回チャリティコンサートを実施しており、現在までに集めた寄付金額は約63万円で、徳島県の盲導犬を育てる会の支援に充ててきました。
今回は第15回の記念講演になります。2団体の他、県内外詩吟他流派の小学生から80代までの幅広い年代の参加者が演舞や生け花を披露します。
公演は3月13日日曜日、午後1時半開演となっています。入場は無料です。
ひとりでも多くの方に盲導犬育成に関心を持ってもらい、支援の輪が広がるとよいですね。
徳島県の盲導犬を育てる会日本盲導犬協会