3月2日にUsMagazine.comが伝えたところによると、ビヨンセ(Beyonce)がリビアのカダフィ一族から受け取ったギャラは、既にすべてハイチ地震被害復興のために寄付されていた。
ここ最近のリビアの情勢不安により、カダフィ一族のために行った興行で得たギャラは受け取らず社会に還元するべきという米国音楽業界の流れになっている。ビヨンセは2009年の12月、カダフィ大佐の息子のプライベート・パーティでパフォーマンスを披露していた。それに対して、ビヨンセの広報担当がコメントしたものである。広報担当者によれば、興行を請け負っていたプロモーターがカダフィ一族と関係があると判明した時点で、ギャラは社会に役立つ方法で使われるべきと判断したという。
一方、同じくカダフィ大佐の息子主催のパーティで4曲を歌い、100万ドルの報酬を得たのはマライア・キャリー(Mariah Carey)。3月3日のUsMagazine.comで、マライアはそのパーティでのことをコメントしている。彼女によれば、自分は当時まだ世間知らずで誰のためのパフォーマンスなのか気づいていなかったのは非常に恥ずかしいことである。今後はこの利益を徐々に社会に還元していきたいと述べている。
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