
特定非営利活動法人ジャパンハートは、女子プロゴルフツアー「39thフジサンケイレディスクラシック」との共同開催チャリティオークションで得た寄付金で、新型コロナウイルス感染症緊急支援として、大会開催地である静岡県伊東市の伊東市民病院に医療物資を寄贈した。
15,000人から約1億5,000万円の資金を募り、マスク200万枚を調達
ジャパンハートは2020年4月以降、全国各地の病院や介護福祉施設に、医師・看護師等で構成される医療チームの派遣を継続している。
クラスターが発生すると、感染による欠勤や人材派遣会社の撤収により、深刻な職員不足に陥る。また医療機関の病床ひっ迫により、福祉施設で陽性患者を治療しなければならない等、外部からの適切な支援が必要となる。
このため、「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを開始し、クラウドファンディングやチャリティオークションを実施し、15,000人から約1億5,000万円の資金を募り、マスク200万枚を調達。第一種指定感染症医療機関、三次救急医療機関、特定機能病院を中心とする合計726の機関にマスクを配送した。
また、全国の介護福祉現場で働く医療/介護従事者向けに、2020年6月から12月の約半年間にわたり、クラスター発生時に備えた感染症対策指導を実施した。
(慶尾六郎)