
SDGs×Blockchainで社会を変える想いを繋ぐプラットフォーム「Kizuna HUB」を運営する「株式会社グラコネ」と、ブロックチェーンを用いたエコシステムを開発するENJIN Pte. Ltd.は、著名人の作品オークションによる販売で資金を得ている。
その資金を、生活に苦しむ若年層への食糧支援事業に寄付をする、日本初となるNFTによるチャリティープロジェクトを開始することを発表した。目標金額200万円で、実施は2月の予定。
著名人の作品オークションによる資金で 生活に苦しむ若年層の食糧支援 Kizuna×ENJINチャリティーNFTプロジェクト
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、ブロックチェーン上で流通させる代替のできない固有の価値を持つデジタルトークン。暗号資産(仮想通貨)の認知と利用が拡がるなかで、その基盤を担っているブロックチェーンプラットフォームを利用する試みが様々なシーンで展開されている。
その一つが、ブロックチェーンネットワーク上のトークンを、それ自体は貨幣価値を持たないNFTとして流通させ販売し、所有権を販売するNFTチャリティーだ。
著名アーティストや海外セレブリティなどが、自身の絵画などのクリエイションをNFTと関連付けて販売し、その売上金をコロナ禍で増加している社会問題の解決に当てるチャリティー活動が米国などで増え、世界中の善意を効率的に集めることができる寄付活動としても注目を集めている。
そこで、グラコネは、Enjinのブロックチェーン資産発行プラットフォームによるチャリティープロジェクトを企画し、コロナ禍で生活にこまる10代をサポートする「認定NPO法人D×P(ディーピー)」に対する寄付活動として、日本初となるNFTチャリティープロジェクトを開始することにしたもの。
■Kizuna×ENJIN チャリティーNFTプロジェクトの流れ