マサイの人々のために建設した小学校がついに完成
国際的なボランティア派遣会社プロジェクトアブロードがタンザニアにマサイの人々のために建設した小学校が2014年9月17日に完成した。
(画像はプレスリリースより)
プロジェクトアブロードは1992年に英国でPeter Slowe博士によって、学生に海外でのボランティア経験の機会を提供することを目的として設立されたグローバル会社で、これまで29の活動国で、年間約1万人のボランティアが世界中から参加している。
学校建設に至った経緯
学校建設の主な目的は、マサイの子どもたちに質の高い教育を受けさせ、そして何よりも持続的な教育を地域にもたらすことである。
マサイの人の多くは都市から離れた小さな集落で生活をしているため、周辺には一校も存在しておらず、子どもたちは毎日長い距離を通学する必要があった。
この現状にプロジェクトアブロードはボランティア活動の一環として、マサイの子どもたちが安心して通える学校の建築を決行。
学校建設は何もない状態からすべて手作りで行われ、世界中から集まったボランティアたちはまずは土台を作るための作業から始めた。
そうして完成した学校は、「プロジェクトアブロード・アカデミー」と名付けられた。
プロジェクトアブロード・アカデミーは今後プロジェクトアブロードにより運営され、現在3歳から12歳までの60人の子どもたちを教育し、また幼児のための教育も行っていく予定。
現在、プロジェクトアブロード・アカデミーでは教育ボランティアを募集しており、子どもたちに英語や算数、規律などを教える一方で、現地の先生に英語を教えることも重要な貢献活動となるだろう。

プロジェクトアブロード、タンザニアにマサイ族の村に小学校を建設
http://www.dreamnews.jp/press/0000099887/Projects Abroad
http://www.projects-abroad.jp