ビジネスコンペティションにて大賞を決定
アメリカ生まれのプレミアムアイスクリーム「BEN&JERRY'S」は、日本で起業した若者たちを支援するビジネスコンペティションを開催。
「集まれ!よよよい仲間たち」と称して行われ、11月28日(金)のプレゼンテーションイベントにて大賞を決定した。
ビジネスコンペティション
「BEN&JERRY'S」は1978年の創業時から「アイスクリームを通じて楽しく社会を良くすること」を実践し、若手の起業家を支援する活動の一環でビジネスコンペティションを2012年から開催。
当初はヨーロッパ5カ国で行われていたが、今年はシンガポールと日本のアジア2カ国を加えた計11カ国で実施された。
今年における日本の大賞は、元ホームレスが放置自転車を修理して有料で貸し出すというシェアサイクルサービスを行っている「HUBchari」が選ばれた。
審査員から評価されたのは、ホームレス自身が社会で問題となっている課題として支援されるのではなく、放置自転車という課題を解決する立場となったという点である。
またこの点を含め、就業問題を部分的な支援で捉えるのではなく、社会での理解を深める活動なども含んだ広い視野で捉えていることも高く評価された。
代表の川口加奈氏は
高校2年生の時に読んだ本で、ニューヨークにあるホームレス支援施設にBEN&JERRY'Sが出店して、ホームレスを雇用していることを知り、大きな感銘を受けました。いつか、大阪で同じような施設をつくりたいと思い、長い間活動してきたので、今回の賞金はその費用の一部にあてたいと思っています。ホームレス支援を通じて、失敗を恐れず挑戦できる社会をつくっていきたいです。(プレスリリースより引用)
と優勝後のコメントを残している。
今後の「BEN&JERRY'S」は「HUBchari」とアイスクリームのタイアップ企画などを通じて、ビジネスプロモーションを行っていく予定である。
(画像はプレスリリースより)

ホームレスと放置自転車問題に取り組む「HUBchari」が 日本のグランプリ獲得!
http://www.atpress.ne.jp/view/54419集まれ!よよよい仲間たち
http://www.benjerry.jp/values/join-our-core