カレンダーの売上を寄付
6月25日、沖縄県の民間救急ヘリを運航するMESH(メッシュ)南部事務所で、「沖縄ファイヤーファイターズカレンダー2014」からの寄付金の贈呈式が行われた。寄付金額は200万3,575円で、2011年からの累計寄付金額は1,145万1,479円にのぼる。
(画像は 沖縄ファイヤーファイターズカレンダー より)
沖縄ファイヤーファイターズカレンダーは、沖縄県の現役消防士たちが登場する人気カレンダーだ。火災の消火や人命救助といった、危険と隣り合わせの仕事に向き合う消防士は、日ごろの訓練が欠かせない。訓練で鍛えられた肉体を惜しげもなく披露するこのカレンダーは昨年10月の販売開始以来6,000部を売り上げた。
沖縄には欠かせない救急ヘリ
沖縄県では離島が多いため救急時に患者を搬送するドクターヘリが欠かせない。また、周辺地域でも過疎化が進み、近隣に大きな病院がない地域も増えている。
そのためドクターヘリの必要性は高いが、運用には多額の費用がかかる。MESHは、特に医療格差が大きいとされる沖縄県北部地域をカバーするために設立された、日本で初めての民間救急ヘリだ。
(画像は MESHサポート より)
MESHを運航するMESHサポートは、個人や法人からの寄付を募っており、沖縄ファイヤーファイターズカレンダーもMESHへの支援を目的に2011年に立ち上げられた。また、カレンダーが全国的に知られることで、MESHの活動が多くの人に知られるきっかけにもなっている。

沖縄ファイヤーファイターズカレンダー
http://ffcpo.com/MESHサポートのニュースリリース
http://www.meshsupport.net/