日本で夢を追いかける難民を支援
スマートフォンによるハイヤー配車サービスを展開している「Uber」が、公益社団法人難民起業サポートファンド(ESPRE)と共同でキャンペーンを行っている。期間は6月23日~7月7日まで。期間中にキャンペーンサイトからESPREへ寄付を行うと、同額のUber利用ポイントがプレゼントされる。
(画像は Uber×ESPRE より)
ESPREでは、日本に滞在して起業を志す難民を対象に少額融資を行い、自立支援を行っている。融資が行われる起業分野は貿易業や飲食業などさまざまだ。例えば飲食業では、祖国の料理を提供するレストランを開業するなどの事例がみられる。
起業家による起業家サポート
2013年の日本での難民申請者数は3,260名。各国から多くの人々が紛争や迫害を逃れて日本を訪れている。しかし言葉の壁などの理由で、彼らが職を得て安定した生活を得ることは難しい。なかには、ホームレスになってしまう人さえいるのが現実だ。
ESPREは難民として援助を受けるのではなく、起業にチャレンジして自ら自立の道を選ぶ人を支援している。支援内容は融資にとどまらず経営へのアドバイスなども行われる。
Uberは2010年に米国で2人の起業家によって設立された。東京での本格的なサービス開始は2014年3月。世界中にサービスを拡大するとともに、新たな事業を志す起業家の支援にも積極的に関わっている。

Uber x ESPRE: 世界難民の日 難民起業家応援プログラム
https://espre.org/uber/