泥に埋もれてしまったお地蔵様
NPO法人Power of JAPAN(パワー・オブ・ジャパン)は、7月26日(土)に行われるいわき市の霊場「賽の河原」復旧活動に参加するボランティアを募集している。
(画像はパワー・オブ・ジャパンより)
賽の河原はいわき市の海岸にある海食洞(波の浸食によってできた洞窟)内にあった。数100年前から続く水子供養の霊場として知られており、多数の地蔵が祀られていた。しかし、2011年の津波で壊滅的な被害を受け、多くの地蔵が泥の中に埋まってしまった。
パワー・オブ・ジャパンは数年にわたって賽の河原復旧活動を行っており、これまでにも多くの地蔵を掘り出してきた。泥を丁寧に洗い流し、新しい祭壇に並べ、少しずつかつての祈りの場が元に戻りつつある。
被災地ボランティア企画が複数進行中
当日は6時半に東京駅八重洲南口に集合していわき市に向かう。15時まで復旧活動をした後は、いわき市内の日帰り温泉に入浴して汗を流す。その後東京駅に20時ごろ到着する予定だ。
参加費用は5,000円だが、パワー・オブ・ジャパン会員は4,500円で参加できる。募集人数は先着40名、参加希望者はインターネットから申し込みができる。
パワー・オブ・ジャパンでは、被災地を支援するための企画が常に複数進行中で、ボランティアや寄付を受け付けている。企画の詳細や活動報告は公式サイトで随時紹介されている。

NPO法人Power of JAPAN お地蔵様救出ボランティアさん募集中!
http://power-of-japan.com/