3年間行ってきたボランティア活動の実体験を映画に
JIN'S PROJECTは、6月5日より「黒い壁」制作の為の募金活動を開始した。
(画像はプレスリリースより)
制作のきっかけは、震災発生から3年が経過し、時と共に人々の関心が薄れていくのを目の当たりにし、改めて人を助けるということ、ボランティアとは、被災者とはといった命題を問いかける必要があると考えた。
人々の関心を向ける効果的な方法として3年にわたってボランティア活動を行ってきた人々の実際の体験を通した映画を制作することを決意した。
黒い壁について
震災から2カ月後の被災地が舞台。
ボランティアとして映画上映をしていた青年が、ある被災者の男性から抗議を受ける事がきっかけで物語は始まる。
善意の押し売りは迷惑だと言う男性と自分たちの趣旨を理解して欲しい青年。
2人の会話はやがて被災地の苦悩が必ずしも被災者の立場に立っているわけではないとそこからボランティアの実態へと移っていく。
震災直後から多くの人の支援に支えられながら活動をしてきた青年はついに怒りに震える男性の言葉に反発する。
しかし、次第に打ち解けてきた男性から語られた苦悩は青年の想像をこえるものだった。
なすすべもなく押し寄せてきた津波を男性は「黒い壁」と呼んだ。
しかし震災以降の日々は、被災者たちに津波とは別の「黒い壁」を生み出していたのだった。
スケジュール予定は製作時期が6月から8月、撮影時期が8月から10月となっており、公開予定は2015年春となっている。
制作スタッフはJIN'S PROJECTが中心で行っていく。
募金については下記のリンクを参考。

みんなで作る、映画プロジェクト『黒い壁』募金活動開始のお知らせ―@Press News
http://www.atpress.ne.jp/view/47180JIN'S PROJECT
http://www.jinsproject.com/mtos/みんなで作る、映画プロジェクト
http://kuroikabe.com/kifu/index.html