セルビアに関係が深いサッカー界
今年5月に100年に1度ともいわれる集中豪雨がバルカン半島を襲い、わずか数日で3か月分の雨量を記録した。それに伴い広い地域で洪水被害が発生し、特に被害が大きいといわれるセルビア共和国では少なくとも17人が死亡し、25,000人以上の人が避難生活を余儀なくされている。
(画像は在日セルビア共和国大使館公式サイトより)
セルビアはサッカーが盛んな国としても知られ、Jリーグに所属した選手や監督も多い。名古屋グランパスエイトの前監督ストイコビッチさんもセルビア出身だ。名古屋グランパスは「セルビア洪水復興支援募金」を実施し、在日セルビア共和国大使館を通じて100万円を寄付した。
また、ベガルタ仙台とFC町田ゼルビアもセルビア復興支援募金を行い、寄付を行っている。
3年前のお返しを。広がる支援
セルビアは、2011年の東日本大震災の際に多額の義援金を送ってくれた親日国でもある。「3年前の支援をお返ししよう」と、サッカー界以外でもセルビア支援の動きが広がっており、多くの市民団体などが募金を募っている。
在日セルビア共和国大使館でも支援募金を受け付けている。大使館に直接募金する方法もあるが、「Yahoo!JAPAN基金」、「楽天クラッチ募金」、「日本赤十字社」を経由して募金することもできる。
「Yahoo!JAPAN基金」では、寄付金額と同額をYahoo!JAPANが上乗せするマッチングが6月30日まで行われている。

在日セルビア共和国大使館 洪水復興支援募金の受付
http://www.tokyo.mfa.gov.rs/セルビア洪水被害に関するプレスリリース
http://www.tokyo.mfa.gov.rs/