不十分な若手の練習環境
日本航空株式会社(JAL)は、6月9日から『JALネクストアスリート・マイル』と題したプロジェクトを開始した。JAL利用者が自分の応援したい競技団体を選んでマイルを寄付できる、というもの。寄付金は若手選手の育成に活用される。
(画像は JALネクストアスリート・マイル より)
マイルは1口2,000マイル(2,000円相当)から寄付でき、JALが同額を上乗せする。現在寄付できる競技団体は、公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本トライアスロン連合、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会、日本身体障害者陸上競技連盟 の4団体で、今後さらに増える予定だ。
今、日本ではオリンピックや世界選手権出場を目指して多くの若手選手がトレーニングに励んでいるが、その練習環境は決して十分なものとは言えず、経済的な理由で海外遠征を断念する選手も少なくない。寄付金は用具の購入や遠征費用、大会運営費などに使われる。
ホームページで報告
マイルの寄付を受けた各競技団体は、ホームページやメールマガジンで活動報告を行う。自分が寄付を行った団体の選手たちの活躍を見るのは新しい楽しみになるだろう。
マイルの寄付方法は、インターネットと電話の2つがある。インターネットの場合はプロジェクトサイトから申し込みでき、電話の場合には地区ごとのJMBセンターで受け付けている。

JALネクストアスリート・マイル
http://www.jal.co.jp/next-athlete/日本航空株式会社のプレスリリース
http://press.jal.co.jp/