児童労働から子どもをまもるキャンペーン
世界で今も行われている児童労働をなくすために活動している特定非営利活動法人ACE(エース)が、6月12日から新しいキャンペーンをスタートさせている。
(画像はキャンペーンサイトより)
『「そのこ」の未来キャンペーン』は、詩人の谷川俊太郎さんが児童労働を題材に書いた詩をきっかけに、多くの人たちに児童労働の存在を知ってもらおうというものだ。詩を紹介する動画はエースのキャンペーンサイトで公開されており、募金も受け付けている。
「そのこ」を友人や同僚に伝えよう
キャンペーンでは、「そのこ」を周囲の人に伝える「アンバサダー」も募集している。アンバサダーにはエースから「そのこ」のカード(100枚から)や募金箱、アンバサダー手引書などが送られる。友人などにカードを渡し、1口100円の募金を募るのがアンバサダーの役割だ。
日本では板チョコ1枚分、ノート1冊分にしかならない100円だが、多くの子どもが学校に行かずに働いているインドやガーナでは、給食3食分、ノート5冊分に相当する。たくさんの「100円」を集めることで、大きな変化を起こすことが可能だとエースは訴えている。
「そのこ」は絵本にもなっており、エースのオンラインストアで販売されている。アンバサダー申し込みや募金(手数料の関係で1,000円から)はエースのキャンペーサイトで受け付けている。

特手非営利活動法人ACE 「そのこ」の未来キャンペーン
http://acejapan.org/sonoko/