長野県の歌を子ども達に
長野県出身の作詞家・作曲者による童謡や唱歌を集めたCDが4月2日から販売されている。企画は長野県みらいベース。売り上げの一部は「長野県みらい基金」に寄付され、県内の子どものための音楽教育などに活用される。
(画像は長野県みらいベース より)
多くの都道府県に「県歌」が存在するが、ほとんどは県民にすらよく知られていないものが多い。長野県県歌「信濃の国」は、多くの長野県民が歌うことができる全国でもめずらしい「知られている県歌」である。しかし、最近では「信濃の国」を歌えない子どもが増えているという。
「信州宝歌」は「信濃の国」を多くの子ども達に知ってもらうと同時に、長野県出身の作詞家・作曲家による童謡や唱歌を全国の人々に知ってもらう目的で製作された。
少女クワイヤーによる美しい歌
楽曲のアレンジは作曲家、音楽プロデューサーの姫神が担当。歌は少女クワイヤー・グループ、ミステラ・フェオが担当している。「ふるさと」「春が来た」「信濃の国」など10曲が収録されている。
また、カラオケバージョンも収録されているので、学校や高齢者施設などで歌うのにも適している。
寄付先の「長野県みらい基金」は、長野県内にある約1,000のNPO法人を対象に、活動資金の助成を行っている。

長野県みらいベース 信州宝歌チャリティ
http://www.mirai-kikin.or.jp/