ポスター画像を読み取るだけ
募金を呼びかけるポスターやチラシを見て「募金しよう」と思った時、スマートフォンを使ってその場で募金できる。そんな簡単な募金方法が3月5日からスタートしている。
ソフトバンクモバイル株式会社が提供するサービス「かざして募金」は、登録している社会貢献団体のポスターやチラシの画像を専用のアプリをダウンロードしたスマートフォンで読み取るだけで簡単に募金ができるというものだ。
(画像はソフトバンク公式サイトより)
これまでNGOなどの社会貢献団体に寄付する時は、銀行振り込みをしたり、WEBサイトからクレジットカード番号の登録をするなど、手間のかかるものが多かった。
街角のポスターやチラシを見て「募金したい」と思ったとしても、街頭募金をのぞけば手続きするまでタイムラグがある。そのため募金したい気持ちが実際の募金に繋がらないケースもあるだろう。
募金先も金額もいろいろ
「かざして募金」の仕組みはシンプルだ。専用のアプリをダウンロードしたスマートフォンで、登録している社会貢献団体のポスターやチラシを読み取ると、100円~10,000円まで6種類の金額を選んで募金することができる。また、毎月同額を継続的に募金する選択肢も用意されている。
募金金額は毎月の携帯電話利用料金と一緒に支払われるため、特別な手続きの必要がない。2014年5月3日現在、Android4.0以降の機種のみ対応している。iOS版は2014年夏ごろからサービスが開始される予定。また、ソフトバンク以外のスマートフォン利用者は、クレジット番号の登録が必要になる。
(画像はイメージです)
募金ができる団体は、3月5日のスタート時点で37団体。東日本大震災復興支援を行う団体や、開発途上国支援、医療支援、環境保全活動などを行う団体が登録している。
ポスターは全国のソフトバンクショップや献血ルーム、NEXCO東日本のサービスエリアやパーキングエリアなどに掲出されており、順次掲出エリアを拡大していく予定だ。

かざして募金
http://www.softbank.jp/mobile/service/ソフトバンクグループのCSRトピックス
http://www.softbank.jp/corp/news/