東日本大震災復興に特化したベルマーク
ベルマークを集めた経験は誰しもあるだろうが、「ウェブベルマーク」という、インターネットを利用したベルマーク運動に参加したことのある人は少ないかもしれない。東日本大震災で被害を受けた東北地方の学校支援を専門に行う社会貢献活動だ。
(画像はウェブベルマーク公式サイトより)
支援の方法は、ウェブベルマークのサイトを経由して、協賛している企業のオンラインストアで買い物をするだけ。企業側が支援金を負担するのは、通常のベルマークと同じだ。なお、事前にウェブベルマークにログインする必要がある。
多様な協賛企業
2014年3月時点で、15の企業グループが協賛している。楽天市場などを運営する楽天グループや、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!などを運営するYahoo!グループも参加しているので、かなり利用しやすいといえるだろう。そのほか、ベネッセ、ユーキャンの教育サービスなど、さまざまな種類のサービスが対象となっているので、一度チェックしていただきたい。
(画像はウェブベルマーク公式サイトより)
ウェブベルマークがオープンしたのは2013年9月17日。まもなく半年をむかえる前に、総支援額が10万円を突破した(3月11日現在)。これまで岩手、宮城の小学校に陸上部のユニフォーム、一輪車、楽器類が送られている。
2月25日にウェブベルマークが発表したアンケート結果によると、いまだ仮設校舎や間借りで勉強している子供たちは少なくなく、備品も不足している。今後ウェブベルマークはさらに多くの人たちに認知され、支援の輪が広がっていくことだろう。

ウェブベルマーク
https://www.webbellmark.jp/