後を絶たない子供たちの性被害
児童買春や児童ポルノなど子供たちを狙った性犯罪の検挙数は、2012年の1年間で4,000件以上。しかしこういった問題は
学校や家庭ではなかなか話題にされにくいため、子供たちが自分の身を守る方法を学ぶ機会もとても少ない。人身取引被害者サポートセンターLighthouse(2013年末にポラリスプロジェクトジャパンから改名)は、子供たち自身が自分たちを狙った犯罪が存在することを知り、
自分の身を守る方法や万一被害にあった時の対処方法を学ぶためのマンガを作るプロジェクトを開始した。
(画像はLighthouse公式サイトより)
現役中高生が参加
啓発マンガを作るにあたり
協力を要請したのは現役の中高生たち。彼らが知りたい、聞きたいことをマンガに盛り込むことで、より子供たちの心に届きやすくなるとの考えだ。出来上がったマンガは講演先の中学校や高校、児童養護施設に配布される。
資金調達はクラウドファンディングで
このプロジェクトの予算100万円は、クラウドファンディングのシューティングスターで集められている。何か実現したいプロジェクトを抱いている個人や団体が、インターネットを通じて複数の賛同者から少額ずつ資金提供を受けられる仕組みだ。
(画像はシューティングスター公式サイトより)
このプロジェクトへの資金援助の締め切りは2月1日。これまで55万円余りが集まっている(1月19日現在)。資金が100万円以上集まった場合、より多くの子供たちに読んでもらえるよう携帯用無料アプリとして配信される。

シューティングスターのLighthouse用プロジェクトページ
http://shootingstar.jp/projects/462人身取引被害者サポートセンターLighthouse
http://lhj.jp/