サイクリングイベントで復興支援
11月3日(日)、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に、宮城県三陸エリア(石巻市・女川町・南三陸町)を舞台にしたサイクリングイベント
「ツール・ド・東北 2013」が株式会社河北新報社とヤフー株式会社の主催で開催される。
全国から集うサイクリストをはじめとする
約1500人が、三陸の海がもたらす雄大な自然を感じると同時に、被災地の現状を肌で感じることで震災の記憶を未来に残すことを目指す。
イベント初年度となる今回は、順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走ることを目的としたファンライド形式で開催される。
2日間にわたりイベント開催
コースは、規定時間内に160キロを走破する「グランフォンド」、100キロを走破する「メディオフォンド」60キロを走破する「グルメフォンド」の3種類。エントリーはすでに締め切っているが、参加者だけでなく、参加者に同伴する方、地元の方々も参加出来るよう、物販・飲食・ステージイベントなど
11月2日と3日の2日間にわたって開催される。
なお、同イベントを通して得た寄付金と収益は
「ツール・ド・東北基金」として積み立てられ、被災地における自転車の普及や自転車関係の社会インフラ整備に活用される。
募金は当日「ツール・ド・東北基金」の特設テントで行われる他、Yahoo!のネット募金と銀行振り込みで受け付けている。Yahoo!のネット募金では、募金した金額と同等の金額がYahoo!Japanから寄付され、
寄付が2倍になる仕組みとなっている。(上限あり)イベント会場での募金の場合、特性缶バッジがプレゼントされる。
継続した本格的なレースの開催が目標
被災地の復興にはまだまだ時間が必要。少しでも復興への後押しにつながるよう、
10年程度の継続したイベントにしていくという。
また、道路などの復旧状況等を踏まえながら、ファンライドだけでなく、本格的なレースの開催も視野に入れ、岩手県や福島県などへもステージを拡大して「東北」でプロフェッショナル・レースを開催することを目標にしている。

「ツール・ド・東北2013」オフィシャルサイト
http://tourdetohoku.yahoo.co.jp/2013/