フィリピンの貧困支援
フィリピンの貧しい女性や子どもを支援する関西の学生たちが、先月京都市から神戸市まで自転車でチャリティを行った。現地の女性手作りの刺しゅう入りタオルなどの商品を自転車で移動しながら販売し、先月25日にゴールとなる神戸市の舞子公園に無事に到着した。
「PAKS13」
Power and Action of Kansai Saltの頭文字を取り「PAKS13(パックスいちさん)」と呼ばれるこの活動は、フィリピンのごみ山付近に暮らす女性たちを支援するもので、関西学院大と立命館大、同志社大でフィリピンの貧困層支援に取り組む学生58人が参加し、うち32人が自転車で走った。
今年3月、学習ツアーでフィリピンを訪れたメンバーは、ごみ山の廃品回収で生計を立てる親子を見かけ、力になりたいとごみ山で暮らす女性のための作業所「アトリエリカ」を開く現地のNGOソルト・パヤタスと協力。今回のチャリティを企画した。
商品はフィリピン女性の手作り
商品は作業所の女性手作りのタオル、ブックカバー、バッジ。フィリピンの三輪タクシーやフィリピンの雑貨屋である「サリサリストア」などが刺しゅうされている。500~1260円で計約600個を販売し、同時に寄付も募る。売り上げ全額がNGOに送られ、輸送費などを引いた約半分が女性たちの収入になる。タオルが5枚売れれば、フィリピンの平均的な6、7人家族の食費1日分になるという。
アトリエリカのオンラインショップではいつでも商品が購入でき、現地の女性や子ども達の教育支援が出来る。

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