今年で18回目の「目黒のさんま祭り」
平成8年から始まったこのイベントは毎年三万人以上の人が訪れる人気イベントとなり、今年で18回目を迎える。
(公式リリースより)
被災地の岩手県宮古市へ義援金チャリティー
毎年振る舞われるさんまはその時期に一番おいしいといわれる岩手県宮古産の物を第1回目から仕入れていたが第3回開催時に新聞に記事が掲載され、それに感動した岩手県宮古市から無料提供の申し出があり第4回からは無料で提供されている。
今年も6千匹の新鮮さんまを提供する岩手県宮古市が平成23年の東日本大震災で被災している。そんな縁のある「目黒のさんま」の故郷に対し義援金募集のチャリティーが行われる。
「目黒のさんま」から生まれる輪
「目黒のさんま」はそもそも古典落語の「目黒のさんま」をきっかけにJR地下鉄目黒駅前の目黒商店街振興組合青年部が、バブル期にビルが立ち並んだ駅前に昔のような暖かさを取り戻すために始めたイベントで「目黒の良さ」「さんまの良さ」を知ってもらうためにさんまの無料配布を行った。
その後、第3回からの徳島県神山町の「すだち」第4回から岩手県宮古市の「さんま」第6回から栃木県那須塩原市の大根おろし用の「大根」第15回から和歌山県みなべ町の「備長炭」の無料提供を受け、イベントをきっかけに輪が広がっている。

「第18回目黒のさんま祭り」公式WEB
http://www.asahi-net.or.jp/~xq7k-fsm/sanma.htm