デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、Jリーグのガンバ大阪と点字加工を施したチャリティーシャツを作成。ガンバ大阪と共に、ホームタウンである大阪府吹田市に収益の一部を寄付し、吹田市の視覚障がい者支援に活用する。
シャツの一般販売と選手着用分のオークションの収益の一部を寄付
ヒュンメルは、“Change the World Through Sport.”(スポーツを通して世界を変える)をミッションに、人権、ジェンダー、平和などの取り組みを行っている。
今回の点字シャツは、視覚障がい者の支援に繋げようと、ガンバ大阪と実施。2023シーズン、9月24日の浦和レッズ戦で選手たちが着用。関連イベントもスタジアムで行われた。
点字シャツは、スタジアムで、目の見える人も見えない人も手をたたいて声援をおくる姿をイメージして、手のひらをちりばめ、その重なりがガンバ大阪の青い炎を燃やすというデザインになっている。
また、胸には点字でガンバ大阪と配置。また、裾部には指先で感じられる凹凸の点字加工で同じくクラブ名を施している。
今回の寄付は、このシャツの一般販売と選手着用分のオークションの収益の一部を合わせたもので、41万円になった(2024年1月24日時点)。
(坂土直隆)