変化する支援のかたち
マリ北部の紛争から逃れるため難民となって亡命する人々が後を絶たない。しかし難民キャンプは深刻な支援不足に直面している。ほとんどの人々が支給される生活物資に頼る生活を送っているからだ。
長期化してきた難民支援の形態がここにきて少しずつ変化の兆しを見せている。
海外サイト「maliJet」はじめ複数のサイトは人道支援NGO「vie Bonne」「カタール・チャリティ」が持続可能な支援を行っている様子を紹介している。
image by bob_jenkinsミシン、モトタクシー、乳牛
マリでは今や政治も治安も安定せず貧困化は進む一方だ。食料も不足しているため両団体は「仕事道具」を貧困家庭に贈与し、自立を促す支援プロジェクトを実践している。
女性にはミシン、刺繍ミシン、若い労働者にはモトタクシー(バイクタクシー)などが贈与された。また乳牛を受け取った家庭では乳製品の生産を目指す。
これらは貧困家庭の負担を軽減し自立を促すためのプロジェクトの一環であるという。

maliJet
http://www.malijet.com/カタール・チャリティ
http://www.qcharity.com/en/