【カナダ】廃止になったペニー硬貨を募金して恵まれない地域にきれいな水を！

カナダの大手銀行「RBC(Royal Bank of Canada)」は、2月4日から9日の期間、カナダ全土で「Penny Drop Off Week」を実施し、不要になったペニー(1セント硬貨)の寄付を募っている。

カナダ政府が2012年3月に、鋳造・流通コストの上昇のため1セント硬貨の製造を廃止することを発表し発行を終了したため、各銀行では不要になった1セント硬貨をまとめて両替する人が増加しているという。

集まった寄付は子どもたち主導の国際協力団体「Free The Children(フリー・ザ・チルドレン)」がおこなっているキャンペーン「We Create Change」を支援するために活用される。

世界には10億人という人々がきれいな水を飲むことができない環境にあり、女性や子どもたちが水を得るために毎日時間と労力を費やす過酷な状況にある。このキャンペーンでは2,500ペニーで1人にきれいな水を提供することができる。

10万人にきれいな水を届けることを目指して、空き瓶や貯金箱に集めた小銭やソファーの下に眠っている硬貨など、何枚でもいいので持ってきてほしいと参加を呼びかけている。



Free The Children「We Create Change」
http://www.freethechildren.com/get-involved

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