さらなる活躍を期待して…
東日本大震災発生直後に、日産自動車が人道支援機関であるジャパン・プラットフォーム(JPF)を通じて、被災地支援のためにNPO団体に寄贈した車両6台が、ケニアと南アに渡った。
6台は国際連合用に製造された海外向け仕様車で、日本国内での臨時運行許可が期限を迎えたことから、アフリカで人道支援事業のために活用されることとなり、大手物流会社の「日本郵船」が無償で海上輸送をおこなった。
“モノを運ぶ”物流会社だからできること
車両6台は日本郵船の自動車専用船によって、モンバサ、ダーバンに到着後、ナイロビ(ケニア)、ジュバ(南スーダン共和国)、ハラレ(ジンバブエ共和国)へ順次届けられ、最後の1台の受け渡しが1月に完了した。
日本郵船は、2004年のスマトラ沖大地震の際に救援物資の輸送を行ったことがきっかけで、ハイチ地震やチリ地震など大規模な自然災害が発生した際、JPFと協働で救援物資を現地に無償輸送する社会貢献活動をおこなっている。

日本郵船 ニュースリリース
http://www.nyk.com/release/2447/002466.htmlジャパン・プラットフォーム
http://www.japanplatform.org/