誰もが認める国民的アスリート
ポーランドの人気アスリートに新たな勲章が贈られる。
Charity News Xperedonによると、ポーランド代表として4度のパラリンピックと3度のオリンピックに出場した卓球選手ナタリア・パルティカさんに、メダル・オブ・セイントアルバート(Medal of St Albert)が贈られるという。
メダル・オブ・セイントアルバートは、障がい者の権利向上、社会進出促進の分野で大きな功績を残した人に贈られる賞で、障がい者スポーツやアートのプロモーション的な役割も果たしている。
ポーランドの天才卓球少女
パルティカさんは、福原愛選手と同じ1989年生まれ。生まれつき右ひじから先がないという障がいを持っていたが7歳から卓球をはじめ、11歳でシドニー・パラリンピックに出場した。
ここで頭角を現したパルティカさんは、アテネ、北京、ロンドンのパラリンピックで、3大会連続金メダルに輝いた。
さらに、アテネ、北京、ロンドンではオリンピックにも出場を果たし、パラリンピック、オリンピックのふたつの大会に出場した、最初の卓球選手となった。
モデル張りの美貌を持つパルティカさんは、国内のファンも多く、今回の受賞はだれもが納得のようだ。
メダル・オブ・セイントアルバートの授賞式は、ポーランドのクラクフで3月4日におこなわれる。

Charity News Xperedon
http://www.xperedon.com/news_2011ナタリア・パルティカ
http://www.nataliapartyka.pl/