家庭の衣類を回収するイベント
海外サイト「L'ALSACE.fr」は、フランス北東に位置する国境の街オー=ラン県で行われた衣類のリサイクルイベントをレポートしている。
古着の回収分別を行い、テキスタイルのリサイクルを推進している団体「le Relais Est」が、「洋服をゴミ箱に捨てないで」のスローガンのもと主宰した布製品の回収イベントにオー=ラン県の子供達が参加した。
image by epSos.de地域ぐるみで子供達を教育するプログラムを開催
廃棄物管理組合やストラスブール・アカデミー、環境・エネルギー管理庁の協力を得て、家庭で不要になった衣類、リネン、靴、革製品を回収。最終的に820キログラムもの布製品が集められた。
中でもユスラン=ウェセルランの22人の生徒は150キログラムの回収を達成し表彰された。Relais Estは子供達に集められた布製品が再利用される課程をレクチャーし、スタイリストによる古着のリメイク術なども披露。イベント全体を通してリサイクルの重要性を伝えることが狙い。
さらに今春には回収された衣料品のリメイクコンテストの開催が予定されており、審査は一般市民の投票で行われるという。
フランスでは毎年70万トンもの衣類、リネン、靴が廃棄物として処理されているという。

L'ALSACE.fr
http://www.lalsace.fr/