チャドの産科医療は危機的水準
医療ボランティアの国際派遣を行う国際人道支援NGO「世界の医療団」が、アフリカ、チャドで活動できる助産師を求めHPに募集案内を掲載している。求人は世界の医療団HP内の他に国際的な人道支援従事者を募るサイト「reliefweb」にも紹介されている。
チャドは産科医療の発達が非常に遅れ、母親と新生児の健康が常に危険にさらされている。統計では10万人の新生児誕生につき1200人の母親が亡くなっているという。
世界の医療団で活動してみませんか
とりわけカネム州は産科医療事情が厳しい。人口30万人の街に医師、助産師ともに3名ずつしかいないというありさまだ。そこで世界の医療団は助産師の有資格者を募集し、地域医療の支援を計画している。
応募条件としては世界の医療団の活動趣旨へ賛同できることと、助産師の資格を持っていることが必須。また実務経験が2年以上あり、類似のNGOでの活動経験があれば尚良いとのこと。
フランス語でのコミュニケーションが可能であることも条件の一つだという。契約期間は2013年2月11日から6か月間。電話での応募は一切受け付けておらず、オンラインの申し込みのみ有効とのことである。
世界の医療団 助産師募集
http://mdm.profilsearch.com/reliefweb
http://reliefweb.int/