2020年までに100万人!
世界的なアーティスト、エルトン・ジョン が、先日、公演のために訪れたフィリピンで、聴覚障がいを抱える人々400人に補聴器を手渡した。
Xperedon Charity Newsによると、これは、世界の聴覚障がい者を支援しているスターキー・ヒアリング財団の活動を通じて行われたもの。同団体は、2000年から2010年までの間に、世界の聴覚障がい者50万人以上に補聴器を提供しており、2020年までに100万人以上に補聴器を届けることをめざしている。最近では、セネガル、ガーナ、ナイジェリア、リベリア、インドでも活動してきたところだ。
途上国では、聴覚障がいを持って生まれてきたことで、教育の機会からはじき出されてしまう子どもも少なくない。そんな子どもたちのために、スターキー・ヒアリング財団は聴覚障がい者に向けた教育活動も行っている。
「聴覚障がい者の支援を通して、 世界の平和や相互理解に貢献したい」というのが創設者のビル・オースティン氏の思いだ。
音を超えて伝わる思い
これまで多くの著名人がこの活動を支えてきたが、そのなかでもエルトン・ジョンは、長期にわたって、支援を行ってきた。
今回、活動したフィリピンでも、エルトン・ジョンの人気は根強い。今回の大物アーティストのサポートは、聴覚障がい者たちの大きな心の支えになったことだろう。

Xperedon Charity New
http://www.xperedon.com/news_1965スターキー・ヒアリング財団
http://starkey.com/