一刻を争う膨大な水や食糧の不足と飢え
2012年11月13日付、「国境なき医師団日本」の公式サイトによると、
スーダンと南スーダンの国境を巡る紛争に、多くの人が巻き込まれ、スーダン側から徒歩で、国境を越えて南スーダンに入国する人が急増し、数十万人規模で水や食糧が不足している。また栄養失調や下痢で衰弱している人が、後を絶えない状況だ。
適切な治療が急務
国境なき医師団の南スーダンにあるジャマム難民キャンプで、心理ケア担当をしているアシーナ・ビスクージィ氏は語る。
ある1人の兵士が、混乱し、身なりも乱れた状態で難民キャンプに帰還した。意識が混乱した状態だったため治療を開始する矢先、その兵士は姿を消してしまった。その後、その兵士の父親が息子を見つけ、アシーナ氏のもとへと再び診察に訪れた。その心をなくした兵士は、病気になる前は、いつも人から好かれ、尊敬され、レババ(バンジョーに似た伝統楽器)と歌の名手として地元では有名な人だった。そして息子が1人いた。
今その兵士は、継続的な投薬の治療により、徐々に快方に向かい、音楽公演に参加できるまでに回復したという。
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インターネット www.msf.or.jp
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口座名義 特定非営利活動法人 国境なき医師団日本

国境なき医師団日本
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