憎しみから愛情へ
11月18日、世界思いやり週間を記念して、ニューヨークのタイムズスクウェアで、チャリティダンスパーティが開かれた。
Xperedon charity newsによると、これは思いやりを持つ人の輪をつくろうと活動している、アメリカの非営利団体Life Vest Insideが主催したもの。「ひとりひとりが思いやりを持ち、ポジティブな人間同士の交流を増やしていこう。他人のことに関心を持ち、相手の気持ちに敏感になろう」と呼びかけたものだ。
同団体は、毎年この時期に啓発イベントを行っているが、今年は海外のパートナー団体によって、オーストラリア、チリ、インド、カナダなどほかの国々でも、同様のイベントが開かれた。
Life Vest Insideのオーリー・ハーバーさんは「世界には争い、憎悪、暴力、絶望に満ちた場所がある。しかし、私たちは、やさしさと信頼、希望、愛で世界を満たすことができると信じている」 と語る。
「思いやり」はいつか返ってくる
また、このイベントは、ハリケーン・サンデー被災者救済のためのファンドレイジングもかねている。ひとりひとりにできることは小さくても、多くの参加者の善意を集めて、大きな力として役立てたい考えだ。
Life Vest Insideは、ボランティアや寄付のために、たくさんの時間やお金を費やすことを求めてはいない。日々の生活のなかで、思いやりを持ち生活することで、周りにポジティブな変化をもたらすことができると呼びかける。
同団体のトップページにリンクされているショートストリー「kindness Boomerang」はそんな考えを形にした心温まるストーリーだ。日々のストレスで心がささくれだったときには、ちょっとのぞいてみるといいかもしれない。

Life Vest Inside
http://www.lifevestinside.com/Xperedon charity news
http://www.xperedon.com/news_1903