ガザの人道支援は危機的状況
11月21日付けの海外サイト「MOOSLYM」は、イスラエル軍による激しい空爆にさらされたガザ地区を支援すべく決起したフランスのイスラム教徒コミュニティの活動を報じている。
停戦合意には至ったものの、相変わらず予断を許さない状況が続いているガザ地区では被害に遭った人びとへの人道支援が危機的状況にあるという。パレスチナの同志に支援の手をさしのべるため、フランス国内のいくつかのイスラム教徒の団体は空爆開始直後から行動を開始した。
image by blhphotographyネットを通じ次々と支援の輪が!
Le CBSPは中でもいち早く支援活動を開始した人道支援NGOだ。団体のサイトとソーシャル・ネットワークを通じて様々な分野の寄付を呼びかけている。
Le Secours Islamiqueは質の高い活動内容に定評のあるNGOだ。空爆後は現地の状況把握のためメンバーをガザへ急派し、緊急の支援基金を設立した。
Alif Lâm Mîmもパレスチナの人びとの支援のため24時間で5000ユーロを集めた。その他にも企業団体が慈善オークションをFacebookの専用ページで開催するなど、急速に支援が実行された背景にはソーシャル・ネットワークとインターネットによる情報拡散の恩恵があると考えられる。

MOOSLYM
http://www.mooslym.com/